先日、山形駅の通路を歩いてると気になるポスター発見!
やまがたIT活用戦略セミナー2011「ITで農業はどこまで変われるか」
気になるキーワードが!
時間を持て余してる身分なので突撃してみました。
2/2 12:40。会場入口で事前申込してないなら名刺を出せと言われ、名刺忘れました〜で回避し、潜入成功。
基調講演 「農商工連携 / 6次産業化とIT活用」 〜農商工連携で雇用創出〜 NPO法人農商工連携サポートセンター 代表理事 大塚 洋一郎 氏 |
特別講演 「農業におけるセンサネットワークの活用と戦略」 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 チーム長 平藤 雅之 氏 事例紹介 「野菜ぎらいな子供においしいと言われる トマトづくりを目指して」 株式会社 窪畑ファーム 代表取締役 山本 斉 氏 |
定員250名が入れるように机と椅子が並び、後ろの壁ギリギリまで椅子だけが並び、事前申込で十分な数が集まっているようでした。
13:30の開演時間にはほとんど席は埋まりました。
IT × 農業 への関心の高さが伺えます。
写真右隅にチラッとFacebookのUIが映ったMacBook Proが見えますが、隣には@uganda_さんが座られtwitterでtudaっておられましたので、@uganda_さんのツイートもご覧になってください。
講演の内容は、ハッキリ言って場違いな感じでした。
かなり専門的な内容でした。
基調講演「農商工連携 / 6次産業化とIT活用」〜農商工連携で雇用創出〜
NPO法人農商工連携サポートセンター 代表理事 大塚 洋一郎 氏
農商工連携の重要な柱とであるIT技術による農業の効率化。そのIT化事例の他、農商工連携の具体的事例を分かりやすく紹介するとともに申請実務、補助金活用など実践的な内容。
「農商工連携」? 「6次産業化」??…???
とボクには馴染みの無いキーワードが並び難しかったです。
農商工連携ウィキペディアより引用
農林水産業者と商工業者がそれぞれの有する経営資源を互いに持ち寄り、新商品・新サービスの開発等に取り組むことである。この取り組みは2007年(平成19年)11月から動き始め、農林水産省と経済産業省が共同で支援している。
6次産業化?
第六次産業 ウィキペディアより引用
農業、水産業は、産業分類では第一次産業に分類され、農畜産物、水産物の生産を行うものとされている。だが、六次産業は、農畜産物、水産物の生産だけでなく、食品加工(第二次産業)、流通、販売(第三次産業)にも農業者が主体的かつ総合的に関わることによって、加工賃や流通マージンなどの今まで第二次・第三次産業の事業者が得ていた付加価値を、農業者自身が得ることによって農業を活性化させようというものである。
この講演でボクの中でおぉーとなったのは、
「発情期のメス牛は運動量が増えるので、足首に万歩計を取り付け牛の発情を発見する装置がある。また歩数が増える時期・減る時期でオスメスの産み分けが可能」
これを人間にも応用できないだろうか…
そもそも人間の発情期って…
…応用はできませんね。
イエスノー枕ですかね、やっぱり。
特別講演「農業におけるセンサネットワークの活用と戦略」
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 チーム長 平藤 雅之 氏
農場における環境等に関する詳細な情報の収集・解析を近年の情報通信技術の進歩が可能にしつつあり、食の安全、高収益化、持続的農業、高齢化、地域産業の再生など様々な問題に対する具体的なソリューションを提供することを、フィールドサーバ(このエントリの下の方に写真有ります)の開発と実験を通して考える。
正直、講演中は何度か寝落ちしそうになりました。しかし講演終盤は面白かったですね〜、やっぱり知ってるキーワードが並ぶと違いますね。
アンビエントコンピューティング、AR、クラウド、twitter、twilog…の聞き馴染みのあるキーワードが出たのでホッとしました。
講演の時間がタイムオーバーとなり終盤は駆け足での説明で非常に残念でした。
事例紹介「野菜ぎらいな子供においしいと言われるトマトづくりを目指して」
株式会社 窪畑ファーム 代表取締役 山本 斉 氏
化学合成肥料・残留性農薬を使用せずに微生物培養土で栽培した野菜は、ITをつかうことで栽培管理の省略化と品質の向上を図る。また自社運営の野菜直売所にて栽培状況等をiPadで確認でき、より一層安全・安心な野菜作りを。
講演者の御三人のなかでボクには一番聞きやすい講演でした。話すスピードなのか馴染みの無いキーワードが出てこないからか…。
内容的にはもうちょっとiPadを活用してお客さんからの反応、感想はどうだとかが聞きたかったです。
講演全てに言えるのですが、ボクが場違いだからかとは思いますが、分からないキーワードばっかりなのでじっくり聞きたいのに早口で聞き取りにくいし、プレゼンのスライドがスクリーンに映し出されているのですが、スライドを見るには小さく、配布資料のスライドのコピーも縮小されているので図表も理解できず、講演者の言いたいことが伝わりにくかったです。非常に残念。
またITと名前が付いてるのにwebでプレゼンを鍵付きでも公開するとか、希望者にはpdf配るとか、展示ブースに富士通さんがいるんだからScanSnapを…とか、もうちょっと主催者側にも配慮をしていただけるとありがたいですね、特にITと銘打ってるくらいですから。
会場の隣には展示ブースがあり、8社のブースが並んでました。
日本アバカス株式会社 「携帯えぇのぅ」 |
株式会社 情報技術サービス 「産直管理システム」「産直web販売システム」 |
株式会社 窪畑ファーム 「iPad 出版物」 と書いてありましたが、野菜直売所で使用されている、 野菜の履歴と栽培状況を確認できるアプリでした。 |
独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター フィールドサーバーとフィールドサーバー子機 |
株式会社エム・エス・アイ 生産者と消費者を結ぶトータルリレーションシップシステム |
山形パナソニック株式会社 農水産へ光の応用「オプトアグリ」 堅牢・長時間ハンディ |
株式会社富士通北海道システムズ F&AGRIPACK 栽培管理 肉牛情報管理システム |
特に人が集まっていたのが、特別講演「農業におけるセンサネットワークの活用と戦略」に登場したフィールドサーバーとフィールドサーバー子機の展示でした。コレって農業だけじゃなくて防犯とか多方面に活用できそうですね。
展示ブースで写真撮ったり、カタログ眺めたりしてるのに声を掛けていただいたのは、株式会社エム・エス・アイさんだけでした…。そんなに場違いな感じだったのでしょうかね、ボク。
今回は場違いとは思いつつもいろいろと勉強になるセミナーで非常に有意義だったと思います。今後も時間を持て余してる身分が続く限り様々なセミナー、シンポジウム、勉強会に参加してみようかと思いました。ただし無料に限ります(笑)
最後に一言
やまがたIT活用戦略セミナー2011「ITで農業はどこまで変われるか」のあいさつで、ITの発音が「あいてー」なのに違和感
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