蔵王龍岩祭2014

去年3日間楽しんだ蔵王龍岩祭。今年も夏休みを龍岩祭に合わせて3日間行ってきました。

初日は豪雨のため龍岩祭史上初の30分間中断という波乱の幕開けで、2日目以降の天気が心配でしたが、多少の雨がありましたが無事3日間楽しめました。


蔵王龍岩祭

県内各地でいろいろな音楽フェスティバルが開催されるようになりましたが、山形県内で長年続いているフェスは今年で9回目の蔵王龍岩祭ではないでしょうか。


蔵王龍岩祭は蔵王を元気にしたい! という熱い想いをもった若者達が集まって2006年より毎年開催されている音楽を主体とした地域密着型、入場無料の音楽祭です。 

雄大な自然の中で開催されるライブやDJの演奏はもちろん、陶芸教室等様々な体験が出来るワークショップブース、美味しい屋台やお土産屋さんが立ち並ぶマーケットエリア等の催しも充実。毎年県内外から音楽好き、アウトドア好きの方々にこの蔵王に沢山お越し戴いております。 

また、このイベントは『環境にやさしいお祭り』をテーマに太陽光エネルギーやバイオディーゼルの使用、リユースカップの導入による省資源、省エネルギー化に積極的に取り組んでいる音楽祭です。 

引用 – 開催概要 – 蔵王龍岩祭


また、2011年から始まった試みであるオフグリッドシステム(送電系統を伝って電力会社から家などに送られる電力網等と繋がっていない電力システム)。DRAGON STAGEは太陽光エネルギー、MOON STAGEはバイオディーゼル燃料で音響システムの電気を賄っています。

今年のDRAGON STAGEは完全オフグリッドシステムで電源供給という試み。音響システム、照明、更にはOHPなどを扱うVJの電源まで、DRAGON STAGEに関わる電源を全てソーラー蓄電でトラブルなく使われていました。

アーティストの方々は皆「音がいい!」ってMCで話されていましたので、環境に良いプラスで音にも良い効果が出る素晴らしい試みです。


ライブ

今年もWRENCH、TURTLE ISLAND、HANGGAI、SKAFF-LINKS、COKEHEAD HIPSTERS、NAMBA69などのお目当てのバンドがいっぱいでした。

ですが1番のお目当てだったバンド、COKEHEAD HIPSTERSのメンバーが不慮の事故で骨折してしまったということで出演キャンセルになり非常に残念。きっと来年は来てくれるはずなので蔵王で待ってます!

今回は2日目のWRENCH→TURTLE ISLAND→HANGGAIの流れが1番楽しかったです。Ustreamのアーカイブがあるようなので、その雰囲気を感じてください。(Ustreamのサービスが終了してアーカイブを見れなくなりました、残念…。)


リユースカップについて

「このイベントを通して環境問題への関心を高めようと、リユースカップを導入してCO2削減」という試みもあります。

例えばビールを買うときに、「ビール代 500円」+「デポジット 100円」を支払います。飲み終わったら買ったお店にカップを返却すると「デポジット 100円」が返金される仕組みです。

列に並んでいる時に他のお客さんの動きを眺めていたのですが、多くの方がカップを返却して100円を返金されてから、ビールやカクテルのおかわりを頼んでいました。

ココでお店側から一言、「同じカップで大丈夫ですか」などと声がけすれば、お客さんは断らないと思います。一度手にしたカップをなるべく長く使ってもらうように、お店側からの提案が必要だと感じました。

ボクは記憶できないくらいのビールを飲みましたが、デポジットの返金をもらう回数を少なくしました。

「リユースカップ導入」にお店側からの声がけがプラスされれば、カップのゴミ削減になり、環境問題への関心がもっと高まるはずです。


記念すべき10回目の蔵王龍岩祭

今年もまた楽しい3日間を多少酔っ払っていましたが、蔵王龍岩祭で過ごせました。

今年はライブだけではなく知り合いが増えたこともあって去年よりも楽しくて、来年はライブも知り合いと再会するのも、もっともっと楽しくなるんじゃないかと、もう楽しみにしています。





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